高圧ガス保安法における 製造 は別ページで解説しました。製造者 とは、高圧ガスの製造 を行う工場(ユーザー)のことになります。LNG燃転においては、LNG貯槽(サテライト設備)に 加圧蒸発器 が設置されていれば 製造者 になると覚えてください。
コールド・エバポレータ(CE)の定義見直し関係 ~解説資料~ :経産省
設備の規模によって 第一種製造者 と 第二種製造者 に分かれます。
・第一種製造者 … 1 日に処理できる高圧ガスの容積( 処理能力 )が 100 ㎥ 以上である設備 <保安係員が必要>
・第二種製造者 … 1 日に処理できる高圧ガスの容積( 処理能力 )が 100 ㎥ 未満である設備
通常のサテライトでは、一般則第2条第1項第18号ト(ホ)① 加圧蒸発器付低温貯槽の気化ガスを取り出す場合 の Q13 =W13/(22.4/M×ρ×1000)×(10P13+1)×24 の計算式で 処理能力 を求めます。
この値が100以上か未満かで第一種、第二種が判断されます。