処理能力

高圧ガスを処理する設備で 1日に処理できるガスの容積 です。単位はNm3/dayで、運転時間などの外的条件に関係なく24時間の値で計算をします。

LNG第二種ガス なので、 処理能力 の計算結果が100以上か未満かを判断します。第一種ガス(アルゴン、窒素、二酸化炭素、空気、ほか省略)であれば、300以上か未満かを計算します。

処理能力は通常のサテライトでは以下の計算式が用いられます。
一般則第2条第1項第18号ト(ホ)① 加圧蒸発器付低温貯槽の気化ガスを取り出す場合
13 =W13/(22.4/M×ρ×1000)×(10P13+1)×24

処理能力の計算の結果によって以下に分かれます。
・100 Nm3/day 以上なら 第一種製造者  ・・・  保安係員 の選任が必要
・100 Nm3/day 未満なら 第二種製造者 

一般的なLNGサテライトでは 送ガス用蒸発器 の公称能力が 300 ㎏/h ~ 400 ㎏/h あたりが、二種製造所での提案になっていることが多いです。法は一つですが、許可申請先(届出先)の県や消防によって、微妙に指導内容が異なります(言うことが変わる)ので、事前に問い合わせをするのがお勧めです。

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この記事を書いた人

ガス業界に身を置きはや20年。
LNG燃料転換に必要な知識を体系的に勉強するための記事を書いています。

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