第二種貯蔵所

第一種貯蔵所 ・・・ 貯蔵容積が 1,000 m3 以上 (液化ガスの場合は貯蔵量で 10トン
第二種貯蔵所 ・・・ 貯蔵容積が  300 m3 以上(液化ガスの場合は貯蔵量で 3トン

高圧ガスは 貯槽 や 容器 (ボンベ) で 貯蔵 したのちに 消費 します。貯蔵する量に応じて 高圧ガス保安法 のさまざまな基準が適用されます。LNG貯槽のサイズ(貯蔵量)別にまとめると以下となります。

(貯槽容量)    (LNG貯蔵量)  (設備種別)  (法手続き)
・150 kl 貯槽 ・・・ 62.1 トン  第一種貯蔵所  許可申請
・100 kl 貯槽 ・・・ 41.4 トン  第一種貯蔵所  許可申請
・ 80 kl 貯槽 ・・・ 33.1 トン  第一種貯蔵所  許可申請
・ 60 kl 貯槽 ・・・ 24.8 トン  第一種貯蔵所  許可申請
・ 40 kl 貯槽 ・・・ 16.6 トン  第一種貯蔵所  許可申請

・ 20 kl 貯槽 ・・・  8.3 トン  第二種貯蔵所  届出
・  7 kl 貯槽 ・・・  2.9 トン   該当なし    不要

※液密度は 0.46㎏/L とし、最大90%充填(過充填の禁止)で計算

LNGは(他燃料と違って)ローリー配送において フルドロップ(全量おろし) を行うため、LNG貯槽のサイズには一定の大きさが求められます。LNGローリーは小さいもので 8t 、大きいものでは 15t 程度のLNGを運べます。配送時にこの全量を貯槽に充填することを考えると、LNG貯槽は60 kl 程度は必要となります。

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この記事を書いた人

ガス業界に身を置きはや20年。
LNG燃料転換に必要な知識を体系的に勉強するための記事を書いています。

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