高圧ガス保安法の第2条において、高圧ガスとは何かを定義されています。
眉間に深く縦皺が寄っている人も多いのではないでしょうか。液化ガスは、温度と圧力によって ガス状態 であったり 液状態(極低温の)であったりします。なので「 常用の温度 」や「 常用の圧力 」を定め、その環境下において一定の要件を満たしたものを 高圧ガス と呼んで法規制の対象としています。
LNGのケースではこうなります。
・気体(天然ガス)の時に、圧力が 1.0 MPa 以上であれば高圧ガス
・液体(液化天然ガス)の時に、圧力が 0.2 MPa 以上であれば高圧ガス
・ガスで1MPa以上、液(極低温)で0.2MPa以上なら高圧ガスになり
・法の規制(技術基準)をクリアしなければならず
・貯蔵する量や処理量(製造)によって所定の法手続き(許可申請や届出)が要る
と覚えましょう。