ここでは「LNGサテライト失敗学」として、これまで経験してきたトラブルや修羅場をまとめています。
過去の失敗を教訓にして、次の案件で火種を早期に潰していくために記録していきます。
これまで、大小さまざまな失敗をしてきました。
トラブル対応の渦中では、苦しい時間が長く続くことになります。
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お客様に大きな迷惑をかけている。
ユーザー企業の工場操業にも影響が出ている。
社内でも厳しい目を向けられている。
大きなトラブルでは、終息までに数ヶ月を要した。
トンネルの先が見えない。
チームは疲弊し、士気が下がっていく。
翌年の営業数字も、ボロボロになる。
申し訳なくて、苦しくて、悔し過ぎた。
二度とこんな思いをするのは嫌だった。
そしてトラブルのたびに、こう考えるようになった。
・もし時間を巻き戻せたら、どうやったら回避できたのか。
・どの打合せで、何を確認しておくべきだったのか。
・誰に、どう働きかければ良かったのか。
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すべての失敗やトラブルから、多くのものを学ぶことができました。
学んだのは、「プロジェクト後半で起こるトラブルは、初期段階に火種がある」ということです。
失敗を重ねるうちに、少しずつ見えるものが増えていきました。
小さな違和感。
後にもめそうな所掌の境目。
伝わっていないかも…という不安な気持ち。
図面の読み方のズレ。
後戻りできなくなる前に、必ず確認すべきタイミング。
失敗を多く経験したからこそ、先回りしてその芽を摘むことができるようになっていきました。
とはいえ当事者として痛みを経験しなければ、なかなか血肉とはならないものです。
ですが、同じような苦しみを味わう人が少なくなって欲しいと思っています。
これからこの仕事をされる方は、ぜひ他山の石としていただけると嬉しいです。
もしこんな事が起きてしまったら…と想像し、ご自身の案件に活かしていただければ幸いです。
▼失敗学シリーズ▼
- 現地まで来た貯槽が、据え付けられなかった地獄
現地に届いたLNG貯槽が、据え付けられずに工場へ戻ることになった話。
アンカーボルト、テンプレート、図面の基準、基礎工事中の確認タイミングを整理します。 - 基礎工事は客先所掌。この時起こる、あるあるトラブル
「基礎は先方所掌」で済ませると、後戻りできない火種が残ることがあります。
契約上の所掌と、現場でリスクが発生する場所のズレを整理します。 - 数万円の部品が、億単位の損害につながる恐怖
寒冷地、豪雪地、塩害地、浸水懸念地。
地域ごとの必要な環境対策を誤ると、工場操業に影響する大トラブルにつながることがあります。 - 「伝えました」「資料に書いてあります」は、免罪符にはならない
資料に書いたことが、実施工者まで届いているとは限りません。
伝達漏れが現場で顔を出す理由を整理します。 - 年齢や役職から「分かっているだろう」と思い込むのは危険
役職者が出てきても、案件を理解しているとは限りません。
分かっていないことが見えないまま会議が進む怖さを整理します。 - ややこしいことこそ、先にテーブルに上げるべき
面倒な話を後回しにすると、後半でより面倒になります。
見積範囲、所掌、責任の置き場を前半で確認する意味を整理します。
SBUは、LNGサテライト案件を「取る・進める・育てる」ための外部事業パートナーです。
案件初期の営業段階から、商流・所掌・見積範囲の整理、受注後のプロジェクト推進まで支援しています。
